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「ダンパーナット」とはビビリ、寸法精度のばらつきの対策構造です。
固定センターではビビリ発生もなく、加工できたのに回転センターに変えて同一条件で加工すると
”フレ精度が出ているのに”ビビリが発生したりあるいは仕上がり精度にばらつきが生じたりする事があります。
これらの原因について以下に説明しますのでご参照下さい。 |
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固定センターの場合
芯押し軸の端面からセンター先端までの距離(l) が短く、先端にかかる荷重モーメント(Wxl)が小さいため充分な剛性を得ることが出来ます。 |
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しかし、回転センターは頭部にベアリングを組込みますのでその分支点距離(l)
が長くなります。
従って距離に比例する先端での荷重モーメント(WxL)も大きくなります。これにより剛性不足となります。 |
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支点距離(L)が長くなるほど、先端の撓みは大きくなり
「ビビリ(特にねじ切や溝入れに現れます)」を生じさせたり仕上がり精度に「ばらつき」を生じさせる原因となります。 |
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以上を解決するために、芯押し軸端面と回転センター頭部とのすき間を「ダンパーナット」で突っ張り、見かけ上の支持面積(クビの直径)を増加させ、先端荷重Wに対する剛性を向上させる方法です。 |
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また、ご使用上の注意は製品に添付してあります「取り扱い説明書」にも記載しておりますので、
必ずご確認頂きますようお願いいたします。 |
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